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<魔術師>
このカードは、何かが実際に始まる時、また、始める時期がやってきた時に、リーディングで出てきます。
「魔術師」が、右手は天に向けて、左手は地に向けて、真っ直ぐに伸ばしています。それは、天からの「気」を自分に中に取り込み、その取り込んだ「気」を、自分の体を通して、地に注ぎ込んでいる姿が描かれています。
真っ赤なローブは「情熱」の証。天井にも真っ赤な薔薇が咲いていて、天からの「情熱」を注いでいるようです。
でも、熱いだけでは「炎上」してしまいます。
なので、「魔術師」は白い着物を着ています。それから、頭には白いターバンを巻いています。足元にも、赤い薔薇に混じって、白い百合の花が咲いています。
白は、冷静さ忘れないように、適度に「冷気」を送ってくれます。
「魔術師」の頭上には「無限大」のシンボルがあります。
天からの「気」は無限大であり、それを無限大に受け取る覚悟があれば、どんな時でも、「気」の応援を受けることができるのです。
机の上には、「剣」「棒」「杯」「ペンタクル」が置かれています。
四つの「元素」を「魔術師」はすでに持っています。「魔術師」は全ての「元素」を持つことに成功しました。それは、準備が整っていることを表しています。
どれを使うのかは、「魔術師」しだい。使いこなせるかのも「魔術師」しだい。
机の半分は隠れています。「過去」は確かに存在していました。
「魔術師」の指差す地の方向には、机はありません。
これから進んでいくと、机も形として出来上がっていくのでしょう。そしてそれが「日常」となってやがて「過去」となっていきます。
どんなに準備ができていたとしても、「これから」については「未知数」に「無限大」に広がっていきます。どんな机が出来上がるのかは、わかりません。でも、これまでの机の「延長」が、これからの机となります。
「魔術師」は、お客様の前でマジックを披露しています。
お客様が喜んでくれるマジックであり、笑顔になってもらえるマジックを披露できたなら、「魔術師」のテンションも上がって、ますます技に磨きがかかります。
だから、自分ファーストではなくて、お客様ファーストであること。自分の今できる最大限の、お客様ファーストを披露していきます。
お客様のために。
準備はもうできている。
今までのことは無駄ではなかった。
自分の技を使って始める。
出来ることを組み合わせてやってみる。
「異素材」の二つを組み合わせてみよう。
道具を使い分けて臨機応変に対応してみる。
それは誰のために、誰にどうなってもらいたいのか、もう一度考える。
周囲の声に翻弄されないように。集中しよう。
大勢が認めてくれなくても、たった一人のために。
出来ることをコツコツと、黙々とやってみる。
空回りしていると感じたら「原点」に立ち戻ってみる。
あくまでも冷静に、考える。
くれぐれも自らの感情の波に呑み込まれてしまわないように。
「きっと出来る」と自分を信じる。
できないと焦る時にはできている事を箇条書きに書き出してみる。
優先順位を決めて、無駄なことは後回しにする。
そして、何よりも大切なことは
「自分で決断する」
準備をしたのは、紛れもない「あなた」です。
ついに、待ち望んでいた「時の波」が動き始めました。