占いブログ
<ワンド6>
月桂樹の冠を被った男性が、月桂樹の付いた「ワンド」を高く掲げ、勝利を宣言しています。
真っ赤なローブは、彼の情熱がどれほど熱いかを表しています。
彼の周囲には、彼を支えている人々が取り囲み、一緒に勝利の瞬間を味わっています。しかし、一体何人の人々が彼を支えているのかは、この絵からはわかりません。
カードに描かれている6本の「ワンド」の3本には、たくさんの新芽が出ていますが、残りの3本の「ワンド」は、頂上にたった一つの新芽しか出ていません。
男性は、緑のマントを被った馬に跨っています。
馬は前を見るのではなく、彼の方を見ています。
その姿は、まるで二本足で立っているかのようにも見えます。
「ワンド6」は、「成功」と解釈をしますが、「成功」の裏に様々な「景色」が潜んでいると教えてくれています。
物事が達成した
勝利の狼煙をあげる
勝利宣言
周囲も認める結果が出せる
良好な人間関係が結べる
支えてくれている人がいることを忘れないで
全ての人が賛成してくれているわけではない
リーダーシップを発揮しよう
一つのチームにまとめる実力が試される
勝利に浸り過ぎないで
どんな時でも周囲の動向を冷静に観察すること
人は、どんな時でも、たった一人ではなく、いつも何かしら周囲の影響をけています。
それが、応援の場合もあるし、そうではない場合もあります。
一つのプロジェクトを成功に導くには、チーム一丸となって行動しなくてはいけません。もしも、気持ちが他所を向いていたとしても、行動がチームの和を乱さなければ、表面的には一丸となっています。
どんな人も、各々の気持ちがあり、各々の考え方があるので、どこかで譲ったり妥協しなくてはいけません。
いつも「敵」は、一番身近な場所にいる。
「ワンド6」のカードを見るたびに、それを強く感じます。
彼を支えている「馬」は、何とも不安定な姿で描かれていて、占者によっては、「馬ではなく人がマントを被って馬に変装している」と解釈をする方もおられます。
実は、私もそのひとりです。
どうしても、この「馬」は、「馬のふり」をしているように見えて仕方ないのです。
そして、「馬のふり」は、「人間」になるタイミングを、じっと見ているように感じるのです。
貴方は、どう見えますか?
チームが「崩壊」する時
外からの攻撃ではなくて、内側の「暴露」が決定打となることがほとんどです。外からの場合は、チームが粉々にはならず、かえって団結力が増すのですが、内側からの場合は、再起不能なほどに粉々になって、散らばってしまいます。
勝利を勝ち取った後、再び、新しい「戦い」へと、物事が進んでいきます。