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<コートカード・ワンドのクイーン>
女王が、左手に向日葵を、右手にワンドを持って座っています。
女王は、ライオンの彫刻を施した椅子に、堂々と腰をかけています。
黄色いドレスを纏っている彼女は、足を開いて腰掛けています。
向日葵は、明るさの象徴です。
ライオンは、強さの象徴です。
足を開いている姿から、彼女が非常に開放的であることの表しています。
女王の前には、黒猫がいます。
黒猫は、背筋を伸ばして、凛々しい顔をしています。
赤い首輪をしています。
もしかしたら、女王の飼い猫かもしれません。
黒猫は、古代エジプトでは「神」として崇められていた時期もありました。幸運を招くとも言われ、また、魔除けの力を秘めているとも言われています。
女王は、黒猫のエネルギーを受けて、非常に鋭い感受性を身に付けているようです。
背景は、高くそびえる山と、無機質な大地が広がっています。
どんなに困難な山道も、荒れ果てた砂漠も、彼女は、全て通って来たのでしょう。
人物としては、勇気ある力強い女性
愛情豊か
情熱の炎は絶えることなく燃えている
リーダーシップを発揮する
包み込む深い愛情を持っている
献身的
母親のような存在 年上の女性
いつも前向きに捉えて進む
周囲の人に愛を注ぐ
利他的
強すぎると傲慢になる
激しすぎる愛情は束縛となる
嫉妬
相手を包み込む、それは、ある意味コントロールしようとすること
分け隔てのなく接する
愛情深い人は、心に中に熱い「火」を持っていて、それがいつも燃えている人だと感じています。
心の中の火は、蝋燭の炎のようです。
だから、周囲の影響を受けるのです。
風が吹くと、炎が揺れて、薪をくべると、炎が強くなります。
五行では、「丁」(火・陰)の景色ですね。
周囲の影響を受けるのは、感受性が豊かなので、「人の気持ち」が、まるで「自分の気持ち」の様に感じてしまうから。
だから、どんな小さな「綻び」や、取り繕った「嘘」も、全てお見通しです。
世の中は、表と裏があるために、あまりに見えすぎてしまうと、裏の裏まで見えて、自分が辛くなることもあります。
人の裏の裏までも見通す目は、自分の裏の裏までも、同じように見通してしまうから。
完璧でいなくては・・・と頑張れば頑張るほどに、自分の「綻び」が許せなくなってく。
だから、たまには「後ろ向き」にね。
前を向こうが、後ろを向こうが、「わたし」であることには変わりありませんから。