占いブログ
<ソードの6>
「ソード」は正義の象徴です。
「ソード」の数字が進んでいく過程は、自分の正義を貫いていく景色です。
数字の「6」は、戦いを制した後にやってくる景色です。
戦いに勝ったとしても、負けたとしても、「正義」は旅に出る決意をします。大きくなっていく「正義」は、小さな「場所」では煮詰まってしまい、制限に押しつぶされてしまうからです。
船底に対して真っ直ぐに突き刺された「ソード」は、決して曲げない強さを感じます。
大海原は、無限大に広がっています。
船頭は熟練の技術と経験で、どんな波が来ようとも、きっと船を上手く操ってくれることでしょう。
それを信じて彼に全てを委ねます。
小さな子供は「守りたい存在」です。
これからどんな「大人」に成長するかはわからないけど、今は大事に自分の懐の中に包み込み大切に守ります。
カードの向かって左側は「過去」を、右側は「未来」を表していると言われています。
左側の海は、とても穏やかで広々としています。
右側の海は、波が荒々しく、そして、小さく狭くて、先を見通すことはできません。
でも、きっと先は広がっていると信じているから、船旅に出るしか方法がなかったのです。
「安定」を捨て、過酷な海に身を任せます。
既存の枠を越えて行く
支えてくれる味方を信じよう
たった一つの大切なものを守る
そのためには、今の場所ではいられなくなった
船は小さいから、たくさんの荷物は積み込めない
だから、大事なものだけを抱きしめて旅に出る
先は全く見通しが立っていない
でも冷静な判断と経験があれば進んでいける
支えてくれる人の意見を聞く
「今まで」との本当の意味での決別
後戻りはできない
覚悟が決まった
この決断は大きな転期へと繋がっている
だから先を急いではいけない
周囲の状況(波)を見据えて行動する
住み慣れた場所は「過去の場所」となる
引っ越し
転職
移動
船旅
<逆位置に出た場合>
このままでは何も変わらない
周囲に期待をするのをやめよう
期待をしても、何も得るものはないから
大きく変わりたいと願うなら
今の「安定」を全て捨て去ることから始めるしかない。
「ソードの6」のカードは、そんな厳しいメッセージを突きつけてきます。
少しでも、未練があったり、不安に押しつぶされそうになったり、先が真っ暗で見えない時は、「現状維持」を貫いた方が良いと思っています。
それは、自分の「ソード」が自分の地面には突き刺さっていなくて、バラバラとその辺りに転がっているからです。
変わりたいであれば、まずは散らばった「ソード」を、ひとつひとつ拾い上げ、自分の手で自分の地面に突き刺しましょう。
その上で、「ここは居場所ではない」と感じるのであれば、このまま居ても何一つ夢を叶えることができないので、旅に出ましょう。
できれば、「無駄な戦い」はしないこと。
なぜならば、大事な自分の「ソード」が、不要な戦いで傷ついてしまってはもったいないからです。
「ソード」は、無駄に振り回すのではなく、本当の敵に一撃を食らわせるためだけに使いましょう。