占いブログ
<ソードのペイジ>
「ペイジ」は若い青年のシンボルです。
社会に出たばかりの、これからの未来しかない青年です。
自分の「正義」を、なんとしても、世の中に認めさせたいと考えています。
大きな「ソード」は、とても鋭い刃を持っています。
青年の強い力でその刃を振れば、どんなものでも、サクッと切ってしまうことでしょう。
凛々しい彼の表情からは、なんの迷いもなく、気持ちが固まっているです。
彼は、決して安定した大地の上に立っているのではありません。
でも、真っ赤なブーツを履き、不安定な大地を踏み締めて立っています。
彼の後頭部には、「黒いモヤモヤ」が描かれています。
一体これは何でしょうか?
タロットカードの絵柄には、まるで謎解きの様な、はっきりとした形で表されていない絵が施されています。
これもその一つです。
クリアな彼の表情の裏側には、表には出さない「黒い靄」が隠されています。
それは、彼自身が意識をして隠しているのか、彼自身さえ気づいていないのかはわかりません。
青い空に広がる多すぎる雲や、荒々しい黒い葉が繁る木が彼の背後に描かれています。
あまりにも清々しく立っている彼と、解釈に迷う背後の景色とのギャップを感じます。
鋭い洞察力を持っている
集中して見ている
視野が狭くなっている
なので、周囲が非常に不安定であっても気になら無い、または、気付かない
警戒心が高まる
常に神経を張り巡らせている
なので気が休まら無い
直ぐに行動に移せる
フットワークが軽い
感覚が研ぎ澄まされている
情け容赦しない
強い決意を固めている
古い決まり事を破棄する
全く新しいアイデアを伝える
斬新さ
ただし、それは慣例を守る人にとっては迷惑なこと
だから非難されるかもしれない
油断しないこと
敵は見え無い場所に潜んでいるかもしれないから
経験が浅いために、それを見過ごしてしまうかもしれない
だから時には経験者の話を聞いてみよう
「ソード」は、とても冷たいカードです。
はっきりと切り分けて、白は白、黒は黒に切り分けることを目指しています。
そこには、迷いもなく、受容も許容もありません。
だから、切る相手は、切ったことで分断できるものでなくてはいけないとも言えるのです。
ペイジが鋭い刃を向けるには、切ることで、確固たる「結果」が出なくてはいけません。
「結果」を無視して、刃を振り回すのは、空に浮かぶ雲や、黒い影を切ろうとしているのと同じです。
無駄な戦いを繰り返していると、経験値の浅い「ペイジ」は、疲れてしまって、もやもやした敵に引きずりこまれてしまうかもしれません。