読み込み中

お知らせ

占いブログ

占いブログ

タロットカード・小アルカナ「ペンタクルの5」:どうしようもない時は「逆さま」から見てみよう

二人の人物が、雪道を歩いています。

二人とも、重い病気を患っていて、冷たい雪道を歩き続けるのはとても辛いことなのです。

でも、二人で励まし合いながら、ひたすら前を向いて、雪道を進んで行きます。

 

 

背後には、とても美しいステンドグラスの窓があります。

この建物は教会だと言われています。

教会の中は暖かく、きっと熱いスープもあるに違いありません。

教会の窓は、きっちりと閉められているために、外の様子を窺い知ることはできません。

 

 

もしも、教会の窓が、大きく開いていたら。

 

 

雪道を歩いている二人は、教会の中を覗き込むのでしょうか。

教会の中の人は、二人が歩いている姿を見つけるのでしょうか。

 

閉じている窓は、誰の手によって、開けられるのでしょうか。

 

 

 

貧困

困窮

どうにもならない

目の前の事に囚われてしまって多くが見えなくなっている

「苦しみ」によって強く結びついた関係

このままでは何も変わらない

現状を変えるには、今の「関係」を切る必要があるかもしれない

「豊かさ」と「貧しさ」の分断

集団からの孤立

「二人」の世界に浸っている

選択肢がないと思い込んでいる

 

 

 

このカードは、「人気がない」カードの代表選手です。

見るからに辛そうだから。

 

でも、辛そうな二人と比較にならないほど、教会の窓は華やかに描かれています。

 

全く「異なる」二つの世界が、一枚のカードの中に描かれているのです。

 

「ペンタクルの5」を、逆さまにして眺めてみてください。

すると、どうでしょう!

華やかな窓が、まるでドアの様に見えると思います。

 

 

「常識」は、見る方向によって、これほどまでに変わります。

 

常に、どんな状況でも、「選択肢」はあると、このカードは示しています。

もちろん、ドアを開けなければ、何も始まりません。

 

お知らせ

占いブログ

イベント情報

トップページに戻る